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メモリーズ追憶の剣

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六日に見てきました。
新宿バルトナイン!
あー、王様の入待ちしたのが懐かしいわ~

今日のバルトナインはアニメなのかなんなのかものすごーく混んでいて13階までいくエレベーターを待ってる人が長蛇の列!
いったいなんだったのだろう?

100人くらいの小さなシアターでしたが、スクリーンはぜんぜん小さくなかった!
私たちはぎりぎりで入ったのですが、ぎっしり!005.gif
若い女子もいるじゃん??!!
びょん、よかったね~…って思ってたらジュノぺんね(笑)
そのおかげなのか満席でした!
嬉しい!


このお話、映像美がすごく評価されてますけど、今日はプレミア以降改めて見て、やっぱりとても美しかったです。
最初のキムゴウンが出てくるシーン、ジュノとビョンホンの竹林のシーン、ラストの雪のシーン、とても美しかったです。

香港映画だと当たり前らしいですね。ワイヤーアクションは。
韓国もあるけど、日本じゃないもんねー。
最後まで馴染まなかったワイヤーアクションは置いとくことにしましょう。


一緒に行った友人からお借りしました。↓↓
私、買ってなかったので。

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中身はこんな素敵なユベクが…。
映画の中で語るユベクのセリフがいくつか紹介されてますが、素敵です♪
六日は、メモリーズの小さなファイルがpresentでした。
このサイズ好きだわ♪






このお話はドッキ(ユベク)への復讐というより、プンチョン(ペスビン)の信頼を裏切り、約束したことを守ることができなかったソルラン(チョンドヨン)の悔恨、義を通すことができなかった自分に対しての絶望。そこからウォルソ(チョンドヨン)の生き方が変わります。
義を、任侠を全うすること。
自分はもちろん、かつての恋人だったドッキにも全うさせること、これがテーマです。
なのである意味これも愛ですね。

簡単に感想を言えば、プレミア試写会の時よりも面白く見ることができました。
ワイヤーアクションでげんなりしては先に進めないのよね(笑)
びょんほんは素敵でした。
枯れた演技が…とか以前書いたけど、ぜんぜん枯れてません(笑)
野心でぎらぎらしていました。
いや、相当ぎらぎらは抑えてるんだけど、気持ちはぎらぎらしてるのね。
びょんほんは声もいいし、佇まいがすごくいいです。
ユベクがのしあがって行くところは面白かったです。
そしてそういう男にまとわりつく孤独、これもびょんほんさん、さすがです。
ただ、この映画の愛はすごくわかりにくいね。
共感しにくいのですよ。ちょんどよんの愛には。
自分の義のために罪のない我が子を運命の道連れにしているのだから。
だから侠女ということなんですね。
あの終わり方はある意味、幸せな終わり方とも言える。ソルランとドッキにとっては。
とても感性的で情緒的な映画でした。

日本の武士道を感じさせる本や映画はものすごく共感することが多いのですが、その生き方に自己満足なんて感じたことはありません。厳粛で崇高なものを感じます。
でもこの映画は、義や任侠に生きる彼女に対して、厳粛で崇高なキャラではあったのに結局は自己満足を感じてしまったわ。
そういうふうに理解してしまう私はこの映画の良さを理解してないんだわ、たぶん。

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by juno0712 | 2016-02-10 05:01 | 映画・ドラマレビュー | Comments(0)