カテゴリ:創作・アイリス(笑)( 2 )

◎10/6 00:39今のところ、すべてのレス終了していると思います。ありがとうございます!m( __ __ )m


皆様、こんばんは。

ここのところの一連のビョンホンのインタビュー。

相変わらず彼のインタは創作ネタの宝庫です。

昨日Bさんに、日本語訳さがしてもらってあらためて読んで。

あのインタの中のあるひとつのエピソードが私に激しく妄想を抱かせました。

どのインタビューかは、ぜひ読んでみて下さいm(__)m


☆どういうわけか、我が家、今携帯から見れないみたいですね。。。??????

続きはこちらから~
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by juno0712 | 2009-09-29 21:50 | 創作・アイリス(笑)

本当は時間さえ許せば彼が今伝えたことに対して、彼女がどう思ったかTの口から聞こうと思っていた。
黙ってうん、うんとうなづかれても自分の言葉が響いているのかわからない。
彼女得意の、頭で理解してもらっても同じなんだ。
BHはタバコをゆっくりと吸いながらTの後姿を見ていた。

実際にBHが演技についてこんなふうに同僚にアドバイスすることはそう多くない。
もちろん相手に強く乞われれば別だが、ある程度俳優を続けたものは、自分なりのやり方で
シナリオを読み込んで彼らなりのキャラクターを作り上げているものばかりだ。
BHから見て、演技がこなれてない、とか、解釈がおかしい、とかそういったことを感じたとしても
あえてそれは言わず、演出はすべて監督にまかせていた。
自分はかなり率直な性格だと思っていても、なかなか自分の心の中を見せないタイプもいる。
それぞれの性格を尊重し、数ヶ月の共同作業を、ラストの撮影終了まで、皆同じ目的の元でやり遂げる、
このシンプルなプロセスをもう何年も続けてきた。

「俺も昔に比べればオープンマインドになったもんだ」

BHはタバコの煙が微弱な風にゆらりと揺れながらやがてふっと消えて行くのを見つめた。

実際BHは言葉を選んで優しくTに言ったが正直に言えば煮詰まっている彼女に対して、先輩の温情からアドバイスしているわけじゃない。
率直に言えば自分を主役とするこの大作ドラマのヒロインが迷いのある未熟な演技をさらすことになることに耐えられなかっただけだ。

Tのメイクを仕上げたMが今度は自分のところにやってきた。

「オッパ~!ちょっと髪ぬらしますよ?」

シュッシュッとウォータースプレイをかなりの勢いで吹きかけている。

「おい!首まで水がかかってるって!!M!気をつけてくれよ。」

「オッパ・・・私、マジで次のシーン、萌え萌えなんですけど~」

「おいおい、俺が拷問されるシーンだぜ?」

「だから~!!そこがいいんですって!」

「M、お前 Sっ気 強いだろ?」

「あ~そうかも~♪♪でも、オッパ!最高ですよ。あの表情! このシーン終わったら、ぐったりしたそのまんまの顔でいいですから、一枚だけ一緒に写真撮ってくださいよ~!」

「変態だな。M」

BHは呆れながらつぶやいた。

メイク担当はBHにからかわれながらも手際よく髪の毛をぬらし、前髪を少しばらけさせた。
軽口はたたいていても彼女の手は止まることはなく、上半身を脱ぐようにBHに言うと
今度は胸のあたりに傷のメイクをしはじめた。




数日後。
BHは集合時間ぎりぎりに現場に合流した。
ついさっきまで寝ていたので髪の毛はぼさぼさのままだ。
監督が大あくびをしているBHの肩を叩いた。

「あ~監督~・・・おはようございまふ・・・」

あくびのせいで目に涙を溜めているBHを見ながら監督は笑った。

「おい、お前、Tになんかしたか?」

「え?」

朝一番の質問にしては、なんともきな臭い雰囲気にBHは急に真顔になって監督を見た。

「ここのところ、Tの演技変わってきたの、お前知ってるだろう?」

「やっと、視線に思わせぶりな感じが出てきたし、それに少し自信がついたようだな」

「シナリオ読みながら悩んで眉間にしわよせてるってのをあまり見なくなった」

「まぁ、いい傾向だけどな」

ADが用意してくれたエスプレッソを飲みながら、監督の言葉をじっと聞いていた。

「俺、昨日Tに、最近なんかあったのか、って聞いたんだ」
「そしたら・・・」

BHは次にどんな言葉が監督から発せられるのか、真剣に聞いている。

「彼女な。『BH先輩のおかげなんです』って嬉しそうに言ってたぞ」

「いったい、お前、彼女に何をした?」

「俺がどんなに演出しても、彼女、まじめに聞いてはいたが、ああは変わらなかった」

「俺が考えるに・・・彼女の演技が変わったのは・・・まさかお前・・・・・・?」

監督がそこまで言うと、BHは慌ててそれを否定した。

「な、なんてこと言うんですか~!!」

「Tに俺、アドバイスしただけですって。それもごく基本的なアドバイスを!」

「ふ~~ん・・・ま、監督としてはTのアレは大歓迎なんだけどな」

そう。BHがTに伝えたのは演技者としての基本的なアドバイスだ。
監督が演出していて彼女の変化がわかるんだから、彼女はBHのアドバイスを彼女の中で反芻し、
消化したんだろう。
BHはほっとした。
そしてあとどれくらい残っているかわからないアイリスの撮影が無事に終わることを願った。

ただ・・・たった一つ 彼には気づいていないことがあった。
BHのアドバイスが彼女を内省させ、演技にそれが反応しはじめたことは確かだが、
彼女の非常に個人的な内面にも深く影響しはじめていることを彼は気づいていなかった。
撮影がすべて終了した打ち上げパーティの席で彼を困惑させる告白を聞くことになろうとは・・・
このときのBHは考えてもいなかった・・・(笑)


THE END



完読感謝いたしますm(__)m
そうそう、BHとTね。

こんなことはまずナイと思いますけどね(笑)

あ!Sっ気のメイク担当の部分はこのお話しの中ではムダでしょう??
いえ!それ、私ってことで。ははは・・・

BHさん、かなりくさくなってますけど、気にしないで読んでね(笑)
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by juno0712 | 2009-09-29 06:33 | 創作・アイリス(笑)

日々の徒然にも脱力目線であれこれと。そしてびょんほん♪


by juno0712