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◎12話のレス終了いたしました!!m(__)m抜けてないかな??あと最新のコメにもレス済みです。

◎11話のレス終了いたしました~m(__)m抜けてたら申告宜しく~~~♪


皆様こんばんはm(__)m
やっと12話が書けました。
土曜日曜と、悶々と二人のセリフを考えながら「じゅえる先生がこう言って」「LBHがこう切り替えして・・・」それを繰り返して25日の夕方から一発書き!
誤字脱字相当あるかな???
レスできませんでした。待っててねm(__)m
今回、長いのよね。また。12ページくらいあるかな・・・





HOME12話



居間に西日が射しはじめているのに私ははっとしてカーテンを閉めた。

(もう夕方か・・・)

私は何度も彼の手紙を読み返し、ソファに体を預けて何もできずに考え込んでいた。
でも、もう考え込んでもどうしようもない。
妊娠していることは隠しようもなく、彼がこれから私の家に来てそれを知り、私は謝らなくてはいけないのだから。
私は経済力もある。
当初から私は、おなかの憲と二人で生きるつもりだったのだから、彼に迷惑をかけることはない・・・
そして彼は、呆れて・・・そんなふうに怒る気にもならないような顔をして私を見るに違いない。

私はまるでこれから演じるショートコントの陳腐なシナリオを演じる主役のようにそのシチュエーションを何度も反芻した。

チャイムが鳴った。

私はどきっとしてインターホンをみつめた。
ゆっくりソファから立ち上がるとインターホンを押す。
モニターには玲子がカメラに向かってVサインをしていた。
ほっとして私はオートロックを解除した。

ドアが開くと玲子がデパ地下のデリカでよく買ってくる海鮮のスープを持ってにっこりとしてそこにいた。

「玲子~ちょっと聞いてよ・・・」

そう言いかけた時に玲子の後ろに人影が見えた。
彼だった。

「駅でばったり会ったのよ。びっくりしちゃった!!」
玲子は明るくそう言った。
そして彼を自分の前に無理やり押し出しながら私にスープを差し出して言った。

「二人できちんと話しなさいよ!あなたは彼に謝んなきゃいけないんだし!」

そして付け加えた。

「偽証はだめよ。偽証は!三月以上十年以下の懲役よ!わかってる?」
偉そうにそんなクサイ台詞を言いながら私を責めるような顔をして、彼ににっこり笑うと帰って行った。

彼は私と玲子の一瞬のやりとりを何もわからずに聞いていたが、玲子が帰っていくと私を見つめた。

7ヶ月ぶりに再会した彼ははじめて会ったときよりも更に日焼けをしていた。
髪の毛は7ヶ月の間に中途半端に切ったのか襟足はそう長くないのに耳の周りが伸びている。
少し頬がこけて以前よりも更に野性的に研ぎ澄まされたように思えた。
記憶にはっきり残っている優しげなとび色の瞳。
Tシャツの上に青いチェックのシャツを羽織って薄汚れたジーンズを履いていた。
久しぶりに会った彼は数ヶ月前 私と濃密に過ごした彼、そのものだった。

私は彼に何を言っていいのかわからず玄関で立ちすくんでいた。

「よかった。元気そうだ・・・」

彼は嬉しそうにそう言った。

「駅で君の友達に声を掛けられて・・・俺は最初誰かわからなかったんだけど・・・『迎えに来たんですか?!』っていきなり言われて・・・」

私は黙っていた。

「あがっていいかな?」

数ヶ月前は当たり前のように自分の帰ってくる場所だったのに、彼は少し他人行儀にそう言った。
私は「どうぞ」と小さくつぶやくと彼に背を向けてダイニングに行った。
彼はバゲッジを玄関の脇に置くとバッグを持って部屋にあがってきた。
そして食卓の椅子に座る私の脇に立った。

「妊娠してたのか・・・」
「知らなかった」
「俺、ずっと思い違いしてたってことだな」

そう言うと彼はいたわるように私の肩に手を置いた。
その手が触れた時に私は彼に言った。

「ごめんなさい・・・」
「あなたには迷惑かけません。養育費送れなんて言いませんから」

私はなるべく冷静に聞こえるように彼を見ずに言った。
彼はしばらく黙っていたがようやく口を開いて言った。

「だめだ」

私は彼を見た。

「だめ?ですって?じゃあ どうしろって言うの?あと二ヶ月後には生まれるのよ?!この子は!」
私はおなかを見せ付けるように彼に言った。
父親の存在よりも、実際に妊娠しておなかの大きい私の方が圧倒的な存在感であることを彼に知らしめる為に。

「あなたには一つも迷惑はかけないって言ったでしょう?」
「私が好きでそうしてるんだから」

私は謝らなければ行けないのに事がうまく進まないことにイライラし始めた。

「だめだ」

彼はまた言った。

「じゃぁどうしろって言うの?」

彼はしばらく考えて私に言った。

「君と俺と・・・二人で育てるってこと、君の頭の中にはないのか?」

私は彼のその一言に信じられない顔をして彼を見返した。

「二人で育てる・・・?はぁ?それってまさか私たちが結婚するってこと?」

「そうだ」

考えられない。
彼は単に責任を取るために言っているのだろうか?
子供を持つなんて彼にだって思ってもいなかったはずなのに女を孕ませた責任を取るとでも言いたいのだろうか?

「びっくりさせないでよ。結婚だなんて。私は一人で十分子供を育てる経済力はありますから。まさかあなたは私を愛してる、とか言わないわよね?!」

「・・・」

案の定 彼は黙っていた。

「ほら・・・そうでしょう?私たちはお互い三ヶ月の期間限定の恋人ごっごをしただけなんだから。私があなたの子供を身ごもって生もうとしてることに責任なんか感じてもらわなくてもいいから!」

「俺は君を受け入れる」

彼は淡々としながら私を見て言った。

(う・け・い・れ・る・・・ですって??!!)
(愛してない・・・でも自分の子供を生んだ女を受け入れる・・・)
(あのねぇ・・・これでも私に土下座して結婚してくれって言った男は一人や二人じゃないのよ?)

ばかばかしい、と思ったが、彼の誠実な性格から言えば当然なのかもしれない。
私は事の発端が自分であることを改めて思い返した。

「ごめんなさい。でも本当に大丈夫。私 結婚は考えてないから」

「だめだ。母親と父親が揃っているんだから、二人で育てないと」

(この人・・・子供に自分の存在をそんなに知っててほしいわけ?)

彼の言い方に私はどんどんイライラしてくるのを感じていた。

「あのねぇ・・・妊娠したのはね。避妊に失敗したわけじゃない。私が計画的に仕組んだことなのよ。私はこんな女よ?呆れたでしょう?怖い女でしょう?」

計画的・・・その言葉を聞いた時に彼は一瞬何かを思い出すような表情をした。
そして合点が言ったように私の顔を見た。
そしてまた余裕のほほ笑みで私を見て言った。

「じゃ、なお更だ。君は子供なんかほしくなかったのに たまたまできたわけじゃなくて、
俺の子供がほしくて、自分の意志で妊娠したんだな」
「俺はその気持ちを尊重するよ」

尊重?・・・受け入れる?・・・いったい彼は私をばかにしてるんだろうか?
愛してもいない私と結婚してやってもいい・・・そんな言い方で私が泣いてありがとう!なんて言うと思っているんだろうか?
そう思っている私の心の中を見透かすように私に言った。

「君のことが好きだ」
「三ヶ月間一緒に過ごして君の素敵なところはいっぱい見てきた」
「でも・・・愛しているのとは違うと思う」
「愛してる、なんてそう簡単には言えない。俺は」
「でも、君が俺の子供がほしくて妊娠して、目の前に父親の俺がいて。俺はやっぱりその子供の親として君と一緒になるべきだと思う」
「反対に君は・・・なぜ一人で子供を育てることに拘るんだ?」

「人の気持なんて変わるものよ」

私は彼を見て言った。

そう。まして結婚するはずのなかった人と結婚して、子供だけで繋がっている夫婦関係なんて私には我慢ができるはずがない。
私の仕事や、そのほか私のすべてを認めて愛してくれる人でなきゃ、結婚なんてできない。
いえ、私のすべてを愛してくれたとしても、きっと私のことだ。
最初から安定した生活なんて求めてないんだから空気の通らないよどんだ酸欠の沼のような生活にきっと嫌気がさして家を出て行きたいと悶々とするに決まってる。
そうなった時の方が憲がずっと可愛そうよ!

一人でぶつぶつ呟いてる私に彼は聞いた。

「そのおなかの子は、いつ生まれるんだ?」

「7月よ」

「7月のいつ?」

「7月12日!」

彼の方を見ずに言った私に彼はしばらく黙っていた。
私はふと彼を見ると彼は私をずっと見つめて少しほほ笑んでいた。

「君に感謝しなきゃな」

「え?」

「7月12日は俺の誕生日だ」

「ええ??!!」

彼は笑いながら言った。

「偶然にしても出来すぎだ」
「君はまさか俺のパスポートを盗み見したんじゃないか?」
「そこまで拘ってくれるとはね」
「ありがとうって言うしかない」

私は絶句したまま彼の言葉を聞いていた。

「今年の俺の誕生日は俺の子供がこの世に生まれてくるのに立ち会えるってわけだ」
「すごいな・・・」

彼は自分に言い聞かせるように感動を隠さないまま静かにほほ笑んでいた。

「あ 俺の荷物入れていい?」

彼は私の返事も聞かずに玄関のバゲッジをとりに行った。

大きなバゲッジを持ち込んで以前彼が自分の荷物を置いていた部屋の方に行った。

「あ!そっちは・・・」

その言葉と同時に彼はドアを開けた。
その瞬間、彼は「あ!」と小さく叫んでその場に立ち竦んだ。

ベビーベッドや、ベビー服、オルゴール、ぬいぐるみ。
そして木のおもちゃやら布のおもちゃがバスケットに整理されないまま置いてあった。
彼は部屋中を見渡すとゆっくりその部屋に入り、新しく生まれてくる子供のために用意された品物をひとつひとつ手に取ってふふっと笑いながら見ている。

私は腰を下ろして木製のおもちゃの車を手に取りながら自分の手のひらで車輪を動かしている彼を見つめた。
彼はさっきまでの私との話であれだけ毅然と父親が必要だと私に言っていたが、この赤ちゃんのための様々なものを見て現実に生まれてくる自分の子供を初めて実感しているようだった。
タオル地でできた小さなひよこのおもちゃを手にして、そのおなかを押しながらひよこがきゅ~っと鳴くのを楽しそうに何度も試していた。

私は彼の後姿を見ながら、さっきの私たちの対話の続きをしなければいけないのに何も声をかけることができなかった。
幸せそうな彼の甘い顔。
彼はこれから生まれてくる赤ん坊を胸に抱き、それは予想もしてなかった展開にしろ、その赤ん坊はおもちゃを手にして父親ににっこり笑っている・・・そんな幸せな空想の中に彼がいることがわかった。

結婚する、しないにしろ、彼が生まれてくる子供をこんな風に思っていることが私を動揺させた。
彼の誠実さはあの三ヶ月間でわかっていたけれど、私は彼と言う人の仕事を見ていて、結婚して子供を持つ・・・そんなありふれた幸せが似合わないように思っていたのだ。
彼自身がそんな生活をさみしいと感じていることを呟いたことはあったけれど
彼のしてきた仕事、これからするであろう仕事が彼の人生には一番大事なことなのはわかっていた。
私はそれを理解していたつもりだ。
でも私はメスとしての欲求のまま彼の子供を妊娠し、その生活に彼を巻き込むことは全く考えずにこれから子供を生もうとしている。
子供を持つことのいろいろな拘束もすべて想定して一人で受け入れる覚悟があるというのに彼はなぜ、そうさせてくれないのだろう?
私はあの三ヶ月で本当の彼を見てなかったのだろうか?

彼は長い間その部屋に居た。
もうあたりは暗くなっていた。
私ははっとして玲子の持ってきたスープをレンジで暖め、パックのご飯を二人分温めると彼に声を掛けた。

彼はありがとう、と言いながら静かに食卓に座った。

なんとなく私たちは気まずかった。
少なくとも私は。
彼は以前と同じように寡黙なままだったが、子供が生まれることが彼を少し陽気にしているのか彼と視線が合うたびににっこりと私に笑いかけた。

彼はモンゴルでの仕事の話をしようと試みたが私が乗り気でないことを知ると話すのをうやめてしまった。
反対に私の仕事の話を質問しながら、女性が出産直後はどれくらい休暇が必要か?とか
具体的に聞いてきたりした。
私はそれに対していかにも意味のない質問をされているような態度で、彼を見ないまま一ヶ月は休暇を取っているから大丈夫と伝えた。

モンゴルから直行したせいか、彼はとても疲れているのがわかった。
瀕死の私に会うために彼はある意味、無用にテンションをあげてきたに違いない。
私は彼にシャワーを浴びるように伝えた。
彼はうなずくと、私を見て言った。

「今日は さすがにベッドで一緒に寝れないね」

「え?ああ・・・」

「前は俺の寝相が悪くて君はいつもベッドの端に落っこちないように寝てただろ?」
「妊婦の君と一緒に寝て、君をベッドから落としてしまったら大変だからな」

さりげなく言った彼のその言葉は一瞬にして私をあの甘い三ヶ月に引き戻す。
私も彼が好きだった。
彼の仕事に対しての姿勢も、その口数の少ないところも、誠実なところも、そして熱いSEXも・・・
期間限定の恋だからこそ、私はその三ヶ月に溺れたのだ。
今シャワーを浴びている彼は私の元に戻り、おなかの憲の存在を知って嬉しそうに
私に結婚をしようと言う。

「君を受け入れる」
「君を尊重する」

まるで私のプライドをずたずたにして彼は私の優位に立っている。
私は大きくため息をついて居間のPCを食卓に移動し、彼が寝るための準備をした。
7月12日まで彼とどうやってこの部屋で暮らせばいいの?
それともホテルにでも泊まってもらおうか?
悶々と考えを繰り返しているうちに彼はバスルームから出てくるとTシャツとハーフパンツで私の目の前に立つとこう言った。

「君も早く寝たほうがいい。夜大事なことを考えるとロクなことにならない」
「今考えてることはきっと朝になると大したことじゃなかったってことが多いから」

そう言って私の用意した寝具を広げるとそこで横になって寝てしまった。

(産後の休暇のためにたくさんの締め切りを抱えてるのよ!私は!)
(今日だって真夜中まで書くつもりだったのよ!)

そうは言っても、さっきからPCを立ち上げてるのに一行も進んでいなかった。
私は仕事を諦めてシャワーを浴びると早々とベッドに横になった。
夜12時になろうとしていた。

ベッドの上で私はなかなか寝付けなかった。

そう私は一番肝心なことを彼に話していない。
彼は内戦の激しいアフリカに仕事をしに行こうとしている。
そんなところに行く彼がどうやって父親の義務を果たそうとするつもり?
どうしてアフリカになんか・・・

私がもし妊娠してなかったら?
片岡に電話をしなかったら?

彼がアフリカに行こうと決めたのは私のせいなの?
もう受けてしまったその仕事を彼がキャンセルなんかしないはず。

最近新聞をにぎわしているS地区の情勢が私を不安にさせた。
彼が私に関係ないところでその仕事を請けてくれさえいれば
私はこんなに悩まなかったのよ!

彼を責めたり自分を責めたり、私はなかなか眠ることができなかった。
そしてそのうちどう考えても同じ結論にたどりつくようになった。
まるで自分の犯した罪を軽くできるとでも思っていたのか
それともそうすることで彼が得体の知れない不安から守られるとでも思っていたのか
自分で順序だてて考えることをしなかった。


私は腹をくくった。
ベッドから出ると彼の寝ている居間のドアを開けた。
彼はその音に気づいて私を見て、居間の照明をつけた。

「ねぇ・・・私と結婚したいの?」

斜に構えて言った私のことばに彼は驚いたように振り向いた。

「この子と私が欲しいんでしょう?」
「結婚したいんでしょう?」

「Jewel・・・」

「私は病気なんかじゃない。だからもうここで私を見守る必要はないわ」

彼は私がいったい何を言いたいのかわからないようだった。

「そのアフリカのS地区の仕事!やるつもりなんでしょう?」
「今すぐ行けば?」

「え?・・・」

「ただし・・・」
「私と結婚したかったら、生きて帰ってきてよね!」

彼の表情がはっきりとまどっているのがわかった。
そう。
彼は自分の誕生日に生まれる予定の憲をここで見守るつもりでいたことはわかっていた。

「子供の顔見たら、あなたはきっと剣先が鈍るわよ!」
「男が守りに入ったらろくな仕事できないことくらいわかってるわよね?」

「S地区に行くからって、必ず死ぬわけじゃないだろう?」

彼は冷静に言った。
その冷静さが小憎らしいほどだった。

私は首を振った。

「私、危険な地域に仕事に行って、死んじゃった男を一生思い出しながら暮らすつもりはないわ」
「だから・・・」

自分でもどうしたらいいのかわからないほど興奮しはじめた。

「絶対生きて帰ってきてよ!」
「この子の父親はどこに行っても生きて戻ってきてくれなきゃ困るのよ!」

涙が出てくる始末だ。
ドラマのヒロインが泣きながら自分に陶酔しているのをいつもばかにしている私が!

「まわりが一人残らず殺されても、あなただけは無事に帰ってきてよ!」

涙を拭かずに私は彼に言った。

「そしたら結婚してあげるわよ!」

私は嗚咽しそうになるのを必死で我慢した。

男の前でこんなに簡単に涙を流してしまう自分に呆れてしまう。
私は後ろを向いて、ティッシュで鼻をかんだ。

彼が私の肩をそっと抱き寄せた。
モンゴルからまっすぐ来た彼はシャワーを浴びたのに草原の匂いがした。
こんなときに優しくされたら誰だって涙が出てしまう。
私は彼の胸でわんわん泣いた。



翌朝、目を腫らした不細工な顔で起きた私は、彼がすでに出かける用意をしているのを見た。
深夜に私が考えたこと。
彼が言うように、それは私を異様に感傷的に、あるいは無意味なほど無鉄砲にした。
昨日自分が彼に叫んだことが今朝になって考えが変わっているのか?
何かばかな衝動的なことを口走ってしまったんじゃないか?
何度も冷静に自分に問いかけても・・・考えは変わっていなかった。

彼は支度をしながら私の方を見た。

「君の言うとおり、アフリカに行くことに決めた」
「どっちみち、その仕事はもう請けたんだから」
「S地区の情勢を考えれば、かえって今すぐの方がいいことは確かだ」
「仕事をちゃんと終わらせて・・・とにかくよく考える」

(よく考える?ですって?)
(どういう意味?)

私は彼を見詰めて何も言わなかった。

「いろんなことを考えて・・・すべて決まったら君に連絡するよ」

「だから昨日俺が言ったことは一旦リセットする」

「え?」

「現実的に考えないとな。現実的に」

「自分でどれだけ考えられるのかわからないけど、とにかく全部アフリカから帰ってからだ」

そう言うと私をそっと抱きしめた。

「7月12日・・・君の側にいられないかもしれない。悪いな・・・」
「俺たちの子供だ。きっと元気に生まれてくるって信じてるよ」

そう言いながら彼はバゲッジを玄関に運ぶと何かに憑かれるように慌しくデザートブーツを履いて靴紐をぎゅっと締めている。

私ははっと気づいた。

「ちょっと待って!」

私の名刺入れから名刺を一枚とるとその裏に私の携帯電話の番号とメアド、そして私の名前を書いた。

そして彼にそれを手渡すときの彼の目を見て言った。

「私は Jewel じゃなくて、林田麻里だから!」

「ハヤシダ マリ・・・」彼は口の中でわたしの名前をつぶやいた。
もう一度私の名前を自分に言い聞かせるように言った。

「ハヤシダ マリ・・・」

彼は自分の首からドッグタグをはずすと私の手をとってそれを私の掌に握らせた。
そして彼は私のおなかをかばうようにもう一度抱きしめると、部屋を出て行った。

私はまた一人取り残されてしまった。


・・・13話に続く・・・




☆お疲れ様でしたm(__)m

11話の彼の手紙・・・甘くならないように注意して書いたのですが・・・少し、私の想定しているLBHをこの辺で書かせてくださいね。

先日11話を読んだharuさんからメールが来ました。
内容を要約しますと・・・
「(手紙を読んで)相思相愛・・・という印象はあまりない。自分を犠牲にして尽くす愛とかそういうのとは無縁の感じ。ともに生きる(って一緒に暮らすとかじゃなく、同じ釜の飯っていうか・・・一匹狼の友情っていうか同士か)・・・仲間の死に水を取りに来るって言う印象がある。ある意味ただの男と女の恋愛感情より私的には羨ましい」

これがまさに私が想定している11話のLBHでして・・・
同士・・・友情・・・もちろんSEXもしてる仲ですからそれが続いたら愛に変わったのかも。そんな感情です。
「愛してるなんて簡単に言えない」とのたまう彼が彼女の妊娠を知って
簡単に「結婚しようと」と言う・・・こういう男、わかってもらえる?(笑)
13話は7割ほど書けてますが、なるべく早くUPしますね~
Commented by pink_alien98 at 2009-01-26 01:40
junoさん、こんばんは。

一番かしら?
だったら・・・

何だか、申し訳ないような・・・感想とも言えない感想になってしまうけれど・・・

こんな女だって自己分析して自分で自分をわかったつもりの麻里さん。
そ、つもりかな?
ほんとは、一番分からないのが、自分かもしれないわね。

麻里さん・・・とても可愛い人だったりもする?

男と女であって、そうでもなくて・・・

お互いにきちんと自立している同士。
お互いの仕事に対するスタンスも理解し合えている。

尊敬も出来て・・・
愛し合う事も相性がぴったりで!

出逢うべくして出逢った二人。

ねっ・・・
怖いんだ。

お願いだから・・・泣かさないでと、言って置こう(笑)。
でも、もう、駄目だよね、だって、最終章は出来上がっているんだものね。

だから、最後まで行くしかないんだよね。
勇気が必要?

彼がよく考えた後には・・・

何が待っているんだろう?

とても惹き込まれたまま、抜け出せない世界だわ。

待っています。
Commented at 2009-01-26 01:42
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Commented at 2009-01-26 02:15
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Commented by pink_alien98 at 2009-01-26 07:41
junoさん、おはようございます。

昨夜は、何だかなぁ~の感想で・・・苦笑。

あれから、寝ながら考えちゃった(笑)。

経済的に自立していれば、共に歩む人を必要としないわけじゃないよなぁ~って・・・

人って・・・基本的に、一人では生きられない。

誰かを愛し、誰かに愛されて生きる意味を知るものではないのかな?とかとか・・・

親になるってこと・・・子供にとってみれば、やっぱり、もちろん生んで貰ったって感謝がないわけじゃないけれど、生まれて来る事を自分の意志で選択は出来ないのだから、そんな命をどう受け止めるかって大切だよね。

でも、子供の人生だけを考えて生きるのは・・・
それもどうかと思うし・・・

やっぱり、自分の心に真っ直ぐ正直に生きるしかないのかな。

たとえ、誰かを傷付けたとしても・・・
自分の心だけは、偽れないから・・・

彼の選択、彼女の思い・・・

やはり気になって、マイペースでなんて言いつつも、つい、早くぅ~って言いたくなってしまうわ(笑)。

では、今朝は、冷えました。
通勤暖かくしてねっ。


Commented by haru at 2009-01-26 08:35 x
じゅのさん、おはです。
昨晩覗いた時、更新してなかったからきっと必死に書いてるかなぁ…とアップを楽しみに眠り朝を迎えました。
案の定(笑)
人の心とは不思議なもので。
読み始めた時エゴだと一見思えるじゅえるの感情が実は彼を思いやるものだったり、彼の思いやりと思える感情をふとエゴかもしれない…と感じたり。
きっといくつもの感情がミルフィーユみたいに折り重なっていて、目に見えるものはほんのわずか…本人でさえよくわからないのかもしれないなぁ…とつくづく。そのあやふやな感じがじつに面白い。
私本当にこの彼好きだわ。(笑)
続き頑張ってー。
Commented by juno0712 at 2009-01-26 08:46
携帯からです。
コメントありがとうm(u_u)m
誤字発見!人称の不一致発見!
帰宅後なおしますね~
うさちゃん 二個もコメありがと。
HARUさん、あのメール 無断で転載させていただきました。ごめんm(_ _)m
Commented at 2009-01-26 10:53 x
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Commented at 2009-01-26 10:54 x
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Commented at 2009-01-26 12:49 x
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Commented at 2009-01-26 18:59 x
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Commented at 2009-01-27 00:07
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Commented at 2009-01-27 00:08
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Commented at 2009-01-27 10:45 x
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Commented at 2009-01-28 21:08
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Commented at 2009-01-28 21:40 x
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Commented at 2009-01-28 22:31 x
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Commented at 2009-01-29 12:09
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Commented by juno0712 at 2009-01-29 21:47
☆うさるなさん~コメント2個ありがとう~

けっこうじゅえる先生は冷静に自己分析・・・してたつもりだけど、
どんなに自分の性格をわかった人でも、想定外のことが
おこると、自分の飾らない部分(そういうときれいごとかな?)が
出ると思うのよね。

この彼女はいったいなぜ彼をアフリカに出してしまったか?
やっぱりまずは彼の仕事をマットウさせることと、
憲の父親として、世界のどこでもいいから生きててくれなきゃだめだっていう思いとか?
泣き叫んだ割には本当に結婚してほしくて叫んだわけじゃない・・・みたいな??
そう叫べば彼は死なないで帰ってくるような気がしたのかな・・・

誰と出会うかは運命そのもの。
彼と彼女は運命ですよね。その出会いが。
私たちも毎日いろんな人とすれ違うけど、単なるすれ違いで終わるのか
何かアクション起こして一歩進めるのか、そこが分かれ道だね。

ラスト・・・うん。書き終わってます。(修正は何箇所かするけど)
どうかな?うさるなさん的には???

続く
Commented by juno0712 at 2009-01-29 21:47
☆うさちゃん、続き

>人は基本的に一人では生きられない・・・

うん。それはそう思う。私は一人では生きられない。
でも。物理的に生きてくためには誰かと関わっていくことはあっても
一人で生きることを選択する人もいるはず。
LBHも多分ノーマルな考えの人だと思う。
でも、二人とも、ずっと一人で生きることをしてきた人だからね。
特にじゅえるさんは一人を主体的に選んでる。強いわ。
私はそこも、自分にはないからこそ、魅力的なんだわね。

でも子供がいる場合はそうも行かないよね。
子供のために・・・って思うといろいろ考えないとね。
この二人はどう決着するかな???
最後まで読んでくださいね。

Commented at 2009-01-29 22:06 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2009-01-29 22:53
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2009-01-29 23:04
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2009-01-29 23:05
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2009-01-29 23:16
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by juno0712 at 2009-01-30 06:37
おはようございます~

あ~レスも終わらずにバクスイしてしまった~

ついに金曜日だ・・・

13話、手をつけられませんでしたm(__)m

ヨン分割コメントの非公開様

早い!!もう??

本当にありがとう~!!

がんばるわ!!

皆様、コメントありがとうございます!!

今日はチームのメンバーが退職するので送別会。
遅くなります。

帰宅して、余力あったらレスしますね。
Commented by leejewel at 2009-01-30 23:41
じゅのさん こんばんは

お疲れ様です。
迷宮並みの非公開コメ(爆)の中、遅ればせながら、公開コメントさせていただきます。^^

今回は、たいへんなシーンでしたね…
誠実な彼と対峙するじゅえる先生。
この回、何回も読みましたよ。

駆け引きならいくらでも来いのじゅえる先生も、真面目でフツーの感覚の持ち主のLBH相手に、どう決着をつけるのか。興味津々でした。

>空気の通らないよどんだ酸欠の沼のような生活
この表現、うまいわ~
私も考えただけで、鳥肌っ!(爆)

読んでてね、じゅえる先生のように、彼に頭に来てしまった。
やっぱり、彼をひざまづかせないと!なんてね。
あ、これは、びょんのことじゃないですから。あくまでも、写真家LBHのことですからね。^^

>彼は以前と同じように寡黙なままだったが、子供が生まれることが彼を少し陽気にしているのか彼と視線が合うたびににっこりと私に笑いかけた。

ここね、すごくよくわかるのよね。
いたわるように微笑む彼に、普通なら幸せ感じるかもしれないけど、はぁ?何、コイツ!みたいなじゅえる先生の気持ち。
あんなに熱い肌を合わせた相手なのにね。
Commented by leejewel at 2009-01-30 23:51
(続きです)
人は一人で生きていくものと、しっかり覚悟をきめているのよね。この二人とも。でも、だからといって、人を愛する気持ちがないわけじゃない。

そして、じゅえる先生も、頑固な女じゃないよね。
たしかにプライドはあるけど、意固地じゃない。
彼のことを、愛してる自分をわかリ始めてるっていうか、そんな自分も悪くないと思ったりね。でも、拘束されたくないのよね~

このままでは、自分の「女が立たない」(こんな言葉はないけど、まさにこんな感じ)と思った彼女は、とりあえず仕事を理由に、彼を追い出すことにしたんだと思う。
それも、私のために生きて帰って来いとかっこよくきめたつもりなんだけど、あっさり彼が旅立ってしまうし、おまけに、全部リセットとかいわれちゃう。
これって、完全に彼のペースなわけで、じゅえる先生にとったら、くやしいよね。(笑)

いくら、彼女でも、彼が行ってしまうことに、本能的に不安を感じたり、自分の彼への愛の深さを思い知らされちゃってるんじゃないかな…
彼の胸でわんわん泣くところといい、想定外のできごとにあわてるじゅえる先生は、実にかわいい女豹だわ。

続き、楽しみにしてます。
Commented by juno0712 at 2009-01-31 17:57
☆2009-01-26 01:42の非公開「f」さん~

そうなのよ。
誠実でマジメな性格だよね。
まぁ彼がこういう答えを出したのにもわけがあるというか・・・

でも大元は変わらない。
ほんと、まじめだよね。
ものすごくノーマルな考え。
愛してるってとこまで行ってなくても自分が父親なんだし、これは結婚して二人揃って子供を育てる・・・それしかない、って思う人。

でも彼の仕事のことは一番優先にしたい、自分も彼を好きかもしれない、などなどいろんなこといっぺんに考えて、出した答えが「早く行きなさい!」って言葉。

翌日LBHは出て行ってボーゼン・・・
基本的には今までそんなキケンな仕事は請けたことがない彼だから
今回はじゅえる先生としてはドキドキの展開だわ。
さて・・・どうしようかな・・・続きは・・・(決まってるんだけど書いてないだけ)

あ~早く書いて終わらせないと。
一月末で終わる予定だったのに!!!
あせる~~~~


Commented by juno0712 at 2009-01-31 18:21
☆2009-01-26 02:15の非公開「P」様~
特異体質のPさま~

え?女豹度100%のじゅえるさんがちらちらする??
そうですよね~
彼女、何度やっても女豹だったらしいから。
私なんて何度やっても西表ヤマネコだったし(笑)

りあるじゅえるさんだったら口論した場合、徹底的でしょうね(笑)
このお話はりあるじゅえるさんとはすでにかけ離れた話なのに、書いてる時はいつもどこか意識しちゃうんですよね~

LBHがベビーグッズ見てるとこ、想像できるでしょう?
ほんと、彼だったらやりそうだよね。
自分の子供のこと考えながらあま~くニヤニヤしそうだもの。

そうそう、じゅえるさんたら、「絶対生きて帰ってきて!!」なんて
ほんとは泣く予定じゃなかったのに、これはシチュエーションとか言葉が泣かせてしまったのよね。
でも、わんわん泣くじゅえる先生すごくかわいいと思う。

はい。リセットなんて言われたら、これから生もうってとこなのに、
どれだけ不安になってしまうでしょう???

彼もさっさか行ってしまうし。孤独や不安ありますよね・・・

13話書かないと!!


Commented by juno0712 at 2009-01-31 18:32
☆haruさん~

必死で書いてたわ。
週末に更新しとかないとまた次の週末までになりそうで・・・
それでなくても予定が全然ずれてます!
押せ押せです!

そうか~
そうだよね。LBHの言ってることは誠実なようで、別の見方をすればエゴかもしれない。それを彼女に押し付けてるのかもしれない。
価値観が違うよね。
あまりにもLBHはノーマルで二親がそろって育てるのが当たり前。
これは完全に子供に重きを置いた考え方。
じゅえるさんは違ったのかも。
自分の人生を考えたときに、自分が自分らしくいれば、ストレスもない。その状態の母親の方が子供には幸せだって考えてるのかな・・・

目に見えるものだけじゃないのよね~
私は目に見えるものに頼り切ってるから浅いわ・・・

もうあやふやすぎて、書いてる私も困ったわ。
なんせ12話書いてるときにある程度のボリュームないと、最後にLBHが出て行くのに納得できなくて、どう埋めようかと苦労しました。

彼 好き?嬉しいな~~~♪

あ・BIRD OF PARADISE リンクしました~
いい場所だね。あの紺色のアラビアンなテンプレートスキだわ。
Commented by juno0712 at 2009-01-31 18:51
☆2009-01-26 10:53 の非公開「く」様~

いえいえ、週末UPをめざしてますが、本当は週2くらいアップしたいのです。でもWEEK DAYはのんびりパソコン触れないからね・・・

え?イライラするじゅえる先生ににやけました?
そうですよね?あたふたしてましたよね?
何?この男は???私に指図するわけ?ってね。

そんなじゅえる先生がわんわん泣くのは私も抱きしめたいほどかわいいです。

はい。続きがんばりますね!

Commented by juno0712 at 2009-01-31 18:57
☆2009-01-26 10:54の非公開「の」様~

そうですよね。じゅえる先生、本能的でしょう?あまり感情をあらわにしないLBHと対照的ですよね。
男性がどんなふうに父性愛が芽生えるか?
どうなんでしょうね。
LBHは彼女が自分の子供を身ごもった瞬間に、一緒に育てることしか頭にないような男です。
もちろん、彼だってじゅえる先生だからそう思ったわけですけど。

ともかくLBHはシンプルな男です。
じゅえる先生もすごくシンプルなのに、なぜ、簡単に収まらないのでしょうね?
その答えは・・・私がそうしてるんです。(笑) 
ここでLOVE LOVEで終了したら・・・面白くないですよね~~~


Commented by juno0712 at 2009-01-31 19:11
☆2009-01-26 12:49の非公開「n」様~

お昼休?お仕事中でしたか?ありがとうございます!

え?やっとイ・ビョンホンとLBHが合致した???
ほんと?ってことは今までは合致しなかったですか?
いったいどこで合致したのでしょう??(笑)

そうですか、じゅえる先生より林田麻里に肩入れしてる??
ありがとう~
これからはじゅえる先生、林田麻里としてがんばらないといけないですね。

そうそう、男の前で興奮して泣き叫ぶなんて絶対しないじゅえる先生なんですが、ず~~っとクールなままじゃ人間的じゃないのよね。
やっぱり人間ってのはどこかで感情爆発させないとね・・・
彼女、とても本能的で衝動的な部分があるので、そういうとこ
スキなんですよ。私。


Commented by juno0712 at 2009-01-31 19:23
2009-01-26 18:59 の非公開「キ」さん~

そうそう、haruさんのメールだったのですよ。
彼もあの手紙を書いてる時は愛してやまない女性へ・・・というより
愛すべき仲間が大変な状況で、自分に何ができるかなっていう思いっていうか・・・でもそれも愛かもしれないよね。

そうだよね。今回はハグだけ。
ありがとう。仰るとおり、離れていた二人だからね。
草原の匂いって・・・どんな匂いなんだろう(笑)
牛や羊の匂いもしただろうか?
仕事してきた彼の匂いを感じたときに
じゅえる先生、あの三ヶ月、思い出したよね。きっと。
そういえば、このお話の中で彼はすごく汗臭いところから始まってるよね。
男の匂いってすごくフェロモン誘発するかもね。
牛や羊の匂いもしたかもね・・・


>以前、じゅのさんが、びょんに、
『あなたは、もしかしたら、恋愛・・・というより、子供のいる風景にすごく憧れをもっているんでしょう?』
って言ってたよね。

そうよね!!書いたよ。私。
今 思えば、そんな思いから私これ書いたのかも!!



Commented by juno0712 at 2009-01-31 20:47
☆2009-01-27 00:07 の非公開「b」様~

二分割ありがとう~!
いかがお過ごしでしょうか?
安寧でしょうか?

え?官能小説読みかけ?何の??私も読みたいわ(笑)
私、今読んでるのは、重すぎて・・・頓挫中。

そうですね。
非公開さんの仰るとおり妊娠中の不安定ってのもありますよね。

心が不安で・・・
彼が手紙を出してくれなければ彼女はるんるん妊婦だったのです。
まして今、目の前にいて自分の想定外のことを言ってるから本当に
あせってましたよね。
彼女は相手を束縛しないから自分も自由でいさせてくれ。ってタイプですよね。
それは一人で暮らすことの寂しさや不安や経済的自立とかそんなことに全部自信がある女です。
ただ、人生は、多分、そんな自信がある女にも想定外のことがおこり、
どうしようかと逡巡する・・・その様がすごく人間的で書いてて気持いいというか、そうはうまくは行かないものよ。
謙虚に暮らしなさいよ。って私もイジワルしたりして。

続く~
Commented by juno0712 at 2009-01-31 20:47
非公開Bさま続き~

そうそう、ドッグタグを渡すなんて、まるで形見みたいで私ならイヤですわ。
そんなもの、置いていかないで!生身のあなたが帰ってこなきゃヤダ!なんて叫んでしまいそうです。

続きは・・・
180度なのか360度なのか(笑)
早く書いてしまわないと私も悶々なんですよね・・・
Commented by juno0712 at 2009-01-31 21:05
☆ 2009-01-27 10:45 の「D」様~

D様はブロガーさんですか?
ぽちっとしたら・・・別のところに・・・

涙が止まらない・・・二人の心情がわかるから・・・
そうですか!ありがとうございます。
淡々と対するLBHとじゅえる先生の慌てブリ。
でも、じゅえる先生としても、彼がキケンなところに行こうとしているのは我慢できないわけで、「ふーん 大変ね がんばってね」って言う態度にはなれないのです。
自分のせいで行かせてしまったような気もしてて。
結婚は考えてなくても、憲の父親としてきっとどこかで元気に生きていてくれるだろうと思っていたから。

いや~お恥ずかしい・・・
ありがとうございます!!
展開・・・構想が決まるときは一瞬で、特に起承転結などを考えているわけではないのですが、今回はきれいに起承転結になりそうです。

ひきつけられる・・・毎回けっこう長いでしょう?
飽きられてしまうんじゃないかと思ってドキドキなんですよね。
もちろん、そうならないように意識してはいるんですが
後半には違いないんですが、まだ終わらないんですよ。
最後までぜひ、読んでくださいね!

Commented by juno0712 at 2009-01-31 21:10
☆2009-01-28 21:08の非公開「C」様~

大丈夫よ。いつでもいいですよ。
それに無理にコメントしなくたって読んでくださってるのはわかりますから。
そうそう、携帯だと字数制限やら、どう書いたかとかよくわからないよね。
だから私も携帯からだと短いコメしかできないんですね。

え?風邪気味???
大変!!
インフルエンザはやってます!!
絶対無理のないように!!
早寝!!!(私に言われてもね・・・)

Commented by juno0712 at 2009-01-31 21:17
☆2009-01-28 21:40の非公開「a」様~

はじめましてm(__)m
私もブロトモのところではお名前拝見しておりました。
え?すべて読んでくださってました??
ええ?ここのHN、初めて合致してくださいました?
ありがとう!
どうぞ、宜しく~

手紙と12話がお気に入りですか??
ありがとう~!

LBHは戻ってくるのでしょうか????
さぁ・・・どうしましょう・・・

でも、このお話、多分15話か16話なんですが、ここで彼に逢えなかったら・・・つまんないかもですね・・・はは

Commented by juno0712 at 2009-01-31 22:17
☆2009-01-28 22:31の非公開「s」様~

いい言葉だわ~
「強くてエッチで可愛い」ほんと、そうよね。その通りだわ!!
え?軽く嫉妬?(笑)

そうそう、じゅえる先生に有無を言わさずに受け止める人ですね。
彼は。

林田麻里って言う本名は彼は初めて知ったのよね。
初めて会ったときに彼女は「JEWEL」って言う名前しか彼に伝えてなかったし、彼もそれ以上は聞かなかったし。
そしてお互いのぷらいべーとも一切話をしなかったので
あえてそうした生活を送ったのはもちろんじゅえる先生が本気の恋をするつもりはなかったからなんですけどね。
でも、運命かもね。
誰と会って、その出会いが意味のあることにするのかどうかは
お互いにどう行動するか、ですよね。

そうなんです。
LBHは現実的な男なので、気持ちとしては憲の父親として結婚するのが当然と思っていたけれど、目の前の仕事やらなにやらを考えたら
リセットするしかなくて。

そうですよね。
ゆったりルンルン妊婦で過ごしたかったのにそうはいかなくなってしまいましたね。
賭けか・・・・?賭けってことはLBHには似合わない感じしますね・・・


Commented by juno0712 at 2009-01-31 22:31
☆2009-01-29 12:09の非公開「c」様~

読んでもらってましたか~
そうよね!!あそこでリアルじゅえるさんに逢ったものね!!
かぶってるところもありますよ。少し~
自分に置き換えて??はははは

いきなりの無理な依頼をお願いしてしまいましたm(__)m
でも、本当にありがとう!

え?チャギヤって自分って言う意味なの???
美日々でミンチョルがヨンスにチャギヤって呼んでって言うシーンあるよね。
へぇ~先生同士で呼び合ってる??
なるほど~

あ!ヨボね!!

ってことはこの二人が韓国人同士なら オッパって呼ぶより
ヨボみたいな感じ?
いや、今の時点ではまだオッパどまりか・・・




Commented by juno0712 at 2009-01-31 23:27
☆2009-01-29 22:06の非公開「p」様~

mamaconngoでございますm(__)m

>『静かなる男 写真家LBH』 

いや~恥ずかしながら、本当に静かな男ですよね。
静かで誠実な・・・はずです。彼は。

あ~非公開様のイメージ、すごくよくわかりましたよ!
彼に対してのイメージ、ありがたかったです!
私も、彼はいろんなことに遭遇してもなんか落ち着いてて自分の考えがしっかりしてルと言うか・・・

それは、彼がいろんな国に行っていろんなこと見てあんまりいろんなことに動じないのか、生まれてくる命に責任持ちたいっていう男としての責任感とか・・・それと、子供に対してはこれから出てくるほんのちょこっとしたエピソードがあって こんなふうな男にして見ました。

非公開さんの設定と多分ぶれていないですよね???
ありがと~♪

>『人生のパートナー』として、ともに歩める道を見つけて欲しいです。
そうですね・・・

二人がスキって言ってくださって嬉しいわ~~~~!!!

Commented by juno0712 at 2009-02-01 00:08
☆2009-01-29 22:53の非公開「c」さん~

4分割で本当にありがとうございました。
もう、読んでて感動してましたよ。
あ~そうなんだ。
なるほどなるほど・・・ってちょこっと解説読ませていただきました!!

本当にありがとう~

がんばるわ~

想像できた?
ありがとう~
私も好きなシーンなんですよね。
ほんわかしてね~

感謝です!

非公開さんにとっても楽しい作業でよかった。ほんと。
Commented by juno0712 at 2009-02-01 00:41
☆りあるじゅえるさん~

いや~りあるじゅえるさんにコメントいただくのはとても緊張いたしますわ~
これUPしたとき、「苦労したでしょう?読んでてわかった」ってなメールをもらったような覚えがあるけど、ほんと、苦労したわ。
本当はもうちょっとクールな路線にするかなって思ってたんですが
書いてるうちに、ここらで爆発させとくか??なんて思ったり。

そうなんだよね。駆け引き通じないものね。LBHは。

>空気の通らないよどんだ酸欠の沼のような生活
この表現、うまいわ~
私も考えただけで、鳥肌っ!(爆)

でしょう?これはリアルじゅえるさんを想定すればごく当たり前のこと・・・と言いましょうか・・・
この辺はすんなり言ったんですよ。

ひざまずかせないと???
そうよね。指図されるのは絶対いやでしょう?
女豹だね~いや、それともピンヒールでボンデージを身につけた女か?(笑)

人は一人で生きていくものだとはっきりしているのはじゅえる先生だね。彼も子供がなければそう思っていたかも。

そうよね。なんせあなたをモデルにして書き始めましたので、柔軟でしなやかでね。

続く
Commented by juno0712 at 2009-02-01 00:57
そうそう、非公開さんが「強くてエッチでかわいい」って!!
これ、最高の褒め言葉だよね~
それにリアルじゅえるさんにも通じるわ。
正しくは 「エッチで強くてかわいくて、すごくエッチ」がいいかな(笑)

意識的に使ったわけではないけど、このお話の中で「優位に立つ」って言葉何度か使ってるんだけど、このじゅえる先生的には、この二人の関係は絶対的にじゅえる先生は常に対等ではなく優位に立っていたかったのよね。気持ち的にも余裕でいたかったというか、
それなのに、彼のペースで事が運んでることにボーゼン・・・

これも非公開さんが言ってましたが、捕獲したのはLBH側だったんだろうって。
LBH本人も気がつかないことだけど、そうだろうって。
そうかもしれない・・・

ともかく、りあるじゅえるさんとはちょっと違ったデフォルメキャラに仕立ててますけど、今後のお話・・・さらに乖離していくような気がするわ・・・
でも、かっこいい女だと思うのよ。この女は。

書かなきゃ・・・続きを。
Commented at 2009-02-08 12:59 x
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by juno0712 | 2009-01-26 01:02 | 創作・HOME | Comments(46)