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2011オースティン映画批評家協会外国語映画賞受賞!

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ちょっと前の話題ですのでもう皆様はご存知ね?

オースティン映画批評家協会賞の外国映画賞を受賞した「悪魔を見た」。こちら

確か、イギリスでも

イ・ビョンホン&チェ・ミンシク主演、キム・ジウン監督の映画『悪魔を見た』が、イギリスの世界的な映画専門誌『Total Film』が選んだ今年の映画トップ10にランクインした。こちら

この前に

ヒューストン映画批評界協会賞でも「外国映画賞」を取ってます。(2011/12/13頃)

なんかその他にもスペイン、ビルバオでも受賞したような。
あとはインディワイア誌でも受賞したような。
ノミネートはもっとされてるんでしょうね。

嬉しい・・・
全米には30くらいの批評家協会賞があるらしいけれど、「悪魔を見た」はアメリカの映画批評家達は認めてくれているってことですね。

その批評家協会賞がアカデミー賞に近いのか?と言われれば、おそらくこの「悪魔を見た」のような映画はアカデミーの一等賞を獲れる映画ではないように思う。
ですが、キムジウン監督はアメリカの映画関連業界の中では多分知られた存在だと思うし、彼の映画は注目されていることは確か。
その中でも「悪魔を見た」のような超ど級クライムサスペンスを撮った彼はまたまた注目度がUPされたと思う。

悪魔が韓国で公開されている頃、リンク先で悪魔について韓国のある批評家が「韓国の一流監督、俳優がこういった最低映画を作るべきではない」「キム・ジウン監督が暴力を描いたのでなく韓国観客に映画という凶器で暴力を振り回したのだ。」「お金のために露骨な安モノ画報をとったりポルノ等級の映画に演技を自ら要望することと同級だ」などなど大批判を展開した記事を興味深く読みました。
こちら
こちら
こちら
こちら
その他の否定的レビューも「暴力的描写ばかりで心が感じられない」というような類のものばかりだったと思う。
韓国映画は暴力上等!的な内容のものが多くて殴る、蹴る、半殺し、皆殺し、凄惨なシーンはたくさんある。
でも、悪魔に関しては「どうしてここまで描写する必要があるのか?」と言う。
この評論家に「いーえ!それはね!」なんて反対意見をとうとうと述べるようなことはできませんが、映画を鑑賞した一般人の単純な感想として、やはり、この映画は面白かった、と思う。
映画の鑑賞者は批評家ではなく、私たちのような一般鑑賞者がほとんど。
その人たちが「この映画はアリ?ナシ?」って思うだけのこと。

この世の中の極悪に位置し、俗悪でえげつないギョンチョルに対して、婚約者をバラバラにされたスヒョンの報復。
これがじわじわと陰湿で容赦なくて、最後には究極の罰を与えるという結末に至るまでの間に彼がギョンチョルと同列になってしまうという皮肉というのか人間の奥底に潜む悪魔性というのか、それを私に魅せつけてくれて映画でした。
ジウン監督のインタもUPされているのは読んだけど、「今更、生半可な復讐劇は撮れない」と覚悟を決めたジウンさんの渾身の一作だったと思うわ。
色に例えればギョンチョルの赤とスヒョンの黒。設定はギョンチョルの動に対してスヒョンの静。
両極端の二人の境目がだんだん曖昧になってしまっていく過程を衝撃的なシーンをスクリーンでみつめながら、ラストまで一切 目が離せなかったあの感じ、今でも覚えています。思わず拍手しちゃったもの。
韓国では思う様に観客動員数は伸びなかったけれど、このたび、イギリス、アメリカ、つまり西洋の国で認められたことがすごく嬉しいです。

でも、「百想」ではビョンホンがこの映画で大賞を受賞したのよね。
ってことは・・・

韓国内でも認めざるを得なかった?
上記の批評家、「あぁ・・・百想も終わったな・・・」ってため息ついたことでしょう(笑)。

興行成績では惜しかったけれど、「あれ?海外じゃ絶賛?」「評判いいらしい?」ってことで
今まで遠慮しいしい「悪魔」を認めてた韓国の批評家達が「ほら!でしょ?でしょ?俺達の言ってる通りでしょ?」「だからやっぱりここらで悪魔を認めとかないと韓国映画界のレベル、疑われちゃいますよ?」・・・な~んて会話はなかったと思いますが、国内では評判がイマイチだったこの「悪魔」でビョンホンが受賞したことがとっても嬉しかったわ~♪

ジウンさん、やっぱりあなたはすごいです。
ミンシクさん、ビョンホンもあらためて拍手~♪♪

返す返すも3.11のタイミングに被ってしまった日本公開の時期、残念だったわ。(>_<)

私、語ってますよね(笑)
絡みづらいよね(笑)
はははは・・・・
いいのよ。ロムで(爆)

レスは週末に~m(__)m
Commented at 2012-01-11 23:13 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2012-01-11 23:30
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by ももりゅう at 2012-01-11 23:30 x
junoさん、こんばんは~!

私はjunoさんのように難しいことは語れませんが。
でも「悪魔は見た」は物凄く面白い映画だと思いましたよ。
とっても怖かったけど。

去年2月の新宿でのプレミア試写会の時、私は2回目の上映の方だったから
最後までは見られなかったんですよ。
帰りの最終電車の時間になってしまったので。

あの初見の時、悲鳴を上げるくらいに怖い映画なのに、帰らなくちゃ
ならないけど続きが気になって気になって。
すごく面白いって思いましたもの。

色々な所で評論家の方々に認められたっていうのは嬉しいですよね!
「甘い人生」も、日本でも韓国でもそれほど観客動員数は伸びなかったけど
結構海外で認められていましたし、あの作品があったからこそ
今のビョンホンが在るわけですからね。

Commented by ももりゅう at 2012-01-11 23:30 x
以前SHINee(東方神起や少女時代と同じ事務所の男の子5人組のグループ)
のメンバーが韓国の番組で話していたんですけど、「悪魔は見た」の公開時
メンバーみんなで映画館に見に行ったんですって。
でも最年少の子だけは年齢制限にひっかかって行かれなかったらしくて
すごく残念がってたって言ってました。

それを見た時は、「いい子達だわ~!」って思っちゃいました(^^)v

Commented by juno0712 at 2012-01-12 00:04
★ももちゃん・・・

>それを見た時は、「いい子達だわ~!」って思っちゃいました(^^)v

うける~
ものすごくうけた~

いい子たち!!同感!!

レスは改めて~
Commented by leejewel at 2012-01-12 00:25
じゅのさん、こんばんは。

ほんと、うれしいよね。

韓国公開時に、ごちゃごちゃ酷評してた批評家、いたよね?
その人に、ほうら、見なさいよ!っていってやりたいわ。

海外での数々の受賞に、やっぱり、さすがジウン監督だよね~って思うし、ミンシクVSビョンホンの凄まじい演技対決なんだから、当然よって思う。

この作品で、百想の大賞をビョンホンが受賞できたってのも、すごい。
今でも、日常で、ふとした瞬間に「悪魔を見た」のワンシーンが蘇ることがあるの。
私の心の奥の深い深いところに、つきささってる作品だわ。

ほんとに、パワーのある凄まじい映画だよね。
Commented by ringomikanpapaiya at 2012-01-12 00:40
JUNOさん、こんばんは~
「悪魔を見た」は海外で評価の高い作品ですね。

日本封切り時のキャッチコピーはニーチェの【怪物と戦う者は自らが怪物と化さぬよう~】でしたが、
韓国の【復讐は涼しいほどひどい~】より映画の内容にピッタリだと思いました。
評論家も絶賛していたのでもしかしたらヒットするかもと期待しましたが、
残念ながら封切り半月後にあの災害が起こり映画どころではなくなりました。

不運でしたが、こうやって今でも世界のあちこちで賞をもらっていることが
この映画の素晴らしさを証明していますよね。

ストーリーは単純なので感情移入しやすいし、
主人公二人の凄まじい才能のぶつかり合いや監督の映像美が感じられる作品でした。

映画が始まると中だるみせずクライマックスまで一気に見れたのも、何度も足を運べた理由でした。
ただバイオレンスは半端ではなかったので、見る人を選ぶ映画でした。

良い作品はきっと報われる、「悪魔」はそういう映画でした。


Commented by juno0712 at 2012-01-14 14:39
★2012-01-11 23:13 の非公開様~

絡んでくれてありがとうね~(笑)

ほんと、海外の評判がすごくいいのよね。
甘人のときもそうだったけど、
ジウンさんの映画は海外で受けるのかな?
っていうか、韓国内ではわかってもらえない?

日本も3.11がなければまぁまぁ売れたんじゃないかな。
センセーショナルな内容ってことで、雑誌やレビューでもけっこう見たけどね。
何より男性ウケする映画だったと思うけど。

そうそう、新橋でも13日までやってたんですよね。新橋でね。
あ~風邪で???
残念。
私も行きたいな~って思ったんだけど、なんせ平日は無理だしね。
肋骨にひび????
なんて大変な。
ひどい風邪ですね。
お大事に!!

スクリーンのスヒョン、これだけ間が空いてから見ると違うと思うのよね。
私も見たかった・・・


Commented by juno0712 at 2012-01-15 12:36
★2012-01-11 23:30 の非公開様~


いや~おはずかしい(笑)

語れるっていうか・・・それほどでもないです。
非公開様の熱い語りも期待しています。

はじめてみた時はものすごく衝撃だったでしょう?
特にネタベレを必至で拒否していたらなおさら。

私は、ネタバレは平気だけど、それでも最初はびっくりしたもの。
スヒョンにも目が釘付けだったしね。
すごい映画だな~って思った。

そうそう、そのあとに3.11だったから、本当に残念だったわ。
Commented by juno0712 at 2012-01-15 12:43
★ももちゃん~

いーえ!特にむずかしいことは語ってませんよ。
批評家の語りはなかなか読み応えがあった、というか、ここまで徹底的に批判するとは!
逆に執着を感じた(笑)

あのプレミア試写会、そうそう、二回目遅くて、私もそうそうに帰ったわ。
怖い映画だったよね。
ジウンさんもビョンも二人とも檀上では仲良く話していたけど
内容はすさまじかったよね。

でも、怖いのが苦手の人でも「これ、面白い!」っておもえたよね。
ファンだから苦手のものでも見るってことだけど、ファンじゃなくてもけっこう最後まで
目が離せない展開だったと思う。

甘人の時も、海外での評価が高かったよね。
ビョンホンのグレードを上げてくれた映画だったと思う。
それにいまだに韓国の芸能界の中でもあの映画のソヌがいい!って言ってる人もいるからね。
つまり、ジウンさんの映画は常にビョンを高めてくれるってことよね。
またいつか二人で作品を作ってほしいな~♪
Commented by juno0712 at 2012-01-15 12:45
★ももちゃん、追記

受けた~

若い俳優や歌手が「ビョンホン先輩モシッタ!」って言ってくれただけで「ヨシヨシ」って思うよね(笑)
この子、いい子だわ~、贔屓してあげようって思うよね。

そんな感覚、なぜか懐かしくて笑えてしまった。
Commented by juno0712 at 2012-01-15 20:58
★じゅえるさん~

この映画、賛否両論?っていうか、韓国内では非難の方が多かったかな?

何をどういわれようが、自分が観たときにどう思ったか、が大切だよね(笑)
自分の感覚が大事。

ジウンさんの作品はやっぱり韓国内じゃ評価が低いのかね。
海外ではソコソコ受けてるのに。
だって韓国映画だってたくさんあるのに、悪魔が選ばれてるわけだから。

ミンシク×ビョンホンの対決は本当にすさまじかったよね。
ミンシクさんは最初はスヒョンの役をやりたかったらしいけど、
もし、それを実現したら二人はチェイサーみたいなキャラみたいになったかな?
ギョンチョルをあそこまで徹底的にやってしまう役はある程度の年齢の男じゃなくっちゃね。

久々強烈な衝撃だったわ。
すごい映画だったよね~
百想の時の「え?俺?マジ?」みたいな顏は何度見てもかわいい~♪

Commented by juno0712 at 2012-01-15 21:08
★dreamsさん~

そうそう、あのキャッチコピー、ニーチエでしたよね。
ニーチェと言えばアイリスの時も使われてたような。

日本のHPはすごくかっこよくて、これがただの凄惨な殺し合い、じゃないっていう売りだし方、よかったわ~
そうそう、当初からけっこう業界では騒がれていたよね。
だから、これ、大ヒットは望める種類の映画ではないけれど、いい線行くかな?って思ってました。
だから3.11が本当に残念だった。
さすがに、あれからしばらくは映画館に行く気がなくなってしまったのは確か。


>ストーリーは単純なので感情移入しやすいし、
主人公二人の凄まじい才能のぶつかり合いや監督の映像美が感じられる作品でした。

そうそう、メインの二人はものすごい存在感だった。
ジウンさんの映像美もラストまできっちり感じさせてくれましたよね。
夕暮れのあのラスト、見終わって、苦しい映画でした。
でも、その時まで、一切目を離すことができない映画も久々だったしね。

映画はどんなジャンルでもまず、「中弛みせず、最後までスクリーンに釘づけにさせるか、映画の中に入り込めるか」って大事ですよね。
まさに、悪魔はそんな映画でしたね。
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by juno0712 | 2012-01-11 22:22 | ビョン×ジウン | Comments(13)