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さて愛の日々はまだまだ続きます・・・

第一話いかがでしたでしょうか?

びっくりした?
ごめんね!
でも、ONE LOVEの中のユリって私にとってはまさにこんなふうな女性です。
ジュノによってはじめて深い愛、心も体も愛されることを知った・・・そんな設定でした。





第二話


ジュノは体を起こすとゆっくり私に口付けをした。
右手は私の髪の生え際をなぞっていたが、深いキスを何度も繰り返しながら彼の右手は私の乳房に下りていき、やさしく愛撫した。
私はゆっくりと愛撫するそのジュノの手の感覚に段々自分の中心が濡れてくるのを感じていた。
彼は唇をはずすとさっきまで愛撫していた胸元に移し、胸のとがった先端を口に含んだ。
私は浅い、不規則な呼吸を何度も繰り返した。
ジュノは乳首を舌でもてあそび右手で乳房のふくらみをなぞっている。
私の口から小さくあえぐ声が漏れた。
ジュノはさらに乳房にキスを続けながら今度は右手でへそのまわりをなでまわしている。
小さくあえぎながらベッドシーツをぎゅっとつかんでいる私にジュノはささやいた。
「僕の首のうしろに腕をまわして・・・」
私はすべてはじめて経験するのと同じような感覚で素直にジュノに従った。
彼はさらに右手を下にすべらし、私の茂みの中に指を入れてきた。
私は自分で濡れていることを感じていたがジュノの指が入ってくると、彼の指の動きが溢れた泉の中でぬるぬると上下するのを悟って私の体が彼を欲しているのをはっきり自覚した。

ジュノの手はゆっくりとじらすように溝を這う。
私の両足は彼から喜びを受けたくて自然に開いていった。
彼の首の後ろに回された手に力を入れてジュノの体を引き寄せ、熱い胸板に顔をうずめた。
ジュノは右手の中指を私の中にゆっくり入れると私は彼の腕の中で身もだえした。
「あぁ!私・・・」
恥ずかしいことになんて言ったらいいのか、叫んでいいのか、とまどう自分がいた。
「ゆっくり・・・ゆっくりだよ・・・無理はさせないから・・・」
ジュノの愛撫はこの上もなくやさしく私を魅了した。
溝を行ったりきたり・・・指を入れたり出したり、まあるく入り口を撫で回したり・・・
ジュノの指の魔法に翻弄されながら私は数年前の悲しい事件のことさえ忘れられる・・・と思った。二人でこうやってむさぼっている時間だけは・・・。

ジュノは乳首のまわりをなめまわしていた唇を離すと小さなキスをくりかえしながらお臍のほうに移動した。
さっきまで入れたり抜いたりしてすっかり私を溢れさせたその中指を抜くと体を起こし、私の両膝の下に手を入れて足を少し持ち上げると今度はそっと私のひざを開いた。
私は一瞬緊張し、彼のその率直な行動を止めなければという考えが浮かんだ。
彼は私の反応をすべて知っているようだった。
頭の中で、自分の腿を大きく押し広げようとすることを拒まなければ・・・という気持ちと、本当はそこに顔を埋めてほしいと思っていると言う心の叫び・・・どちらもジュノはわかっているようだった。
ジュノにはじめて抱かれる、それも数年ぶりに男性と体をあわせると言うことが、頭の片隅で「大胆」な行為を抑制していたのかもしれない。
でも、意外なほど私はジュノが私を喜ばせているいくつかのやり方を素直に受け入れた。
ジュノにすべてを任せているけれどけして一方的ではなく、むしろ私を溶かし、私を絶頂に導いてあげたいという彼の思いを私は感じることができたのだった。
広げた腿の間に彼は顔を近づけ、腿に小さくキスをする。
すこしずつ中心に向かってくるそのキスの嵐が私の身をよじらせ、彼の唇を早く受けたくてたまらなくなった。

私はジュノの名前を叫びたかったが、それにはあまりにもまだ二人は慣れていなかった。
どうこの思いを叫べばいいのかとまどった。
「ジュノ!」と叫ぶにはまだ私達は付き合いが浅すぎた。
私はこの下らない迷いをもてあましながら、はぁはぁと荒く呼吸をするだけだった。
ジュノはさっきまで指でなでまわしていた秘密の場所にそっと唇を付ける。
そして両手で私の腿に手を添えながら舌を使ってやさしく湧き出る泉をなめはじめた。
ゆっくりと。
私はそれがどんなに気持いいのか、何も考えられなくなるほどの快感であることを感じて、私の両足の間で舌の愛撫を続けるジュノの頭に手を伸ばした。
「あぁ・・・私・・・どうしたら・・・」
ジュノは私のあえぎを無視するように中心の、奥のほうに舌を差し入れる。
信じられないほどの快感だった。
感じやすいデリケートな場所を這うジュノの舌は私の泉をますます潤した。
彼の舌先は優しく繊細でしかも巧妙だった。
私は我慢できなくなってジュノに懇願しようと試みた。
「ジュノ早く。」「私の中に入って」「我慢できないの」どうジュノに言えばいいのか。
なんていっていいかを考えている余裕はなくただ私の口からは「お願い・・・」このことばを繰り返すだけだった。
ジュノは私がクライマックスに達しようとしているのを確認すると唇を離し、体を起こすと私の足の間に「彼」をゆっくりと押し付け、一瞬止めると、すぐにゆっくりと中に入ってきた。
私は激しい快感に声を出しながらのけぞるとジュノはまたささやいた。
「ユリ・・・一緒にイコウ」
ジュノは私の中に入ると低くうめいて今度はゆっくりと腰を動かし始めた。
そしてその動きは少しずつ早くなっていった。
もう自分では頭の中がまっしろになっていてただわかっていることはもう絶頂がすぐそこにある、ということだけだった。
私は何度も繰り返されるジュノの動きが、今まで経験したことのない快感をつれてくることを知った。
私とジュノはほぼ同時に、いや同時だったかどうかはわからないが、ほとんど同じタイミングで叫んでいた。
「ユリ!」そういうと彼は私の中に入れた彼の情熱の塊を最後に大きく一突きすると、深く息をして私の体を抱き、顔を上にあげてあえいだ。
彼の腰はまだ小さく痙攣していた。

ジュノがようやく腰の動きを止めると私の顔をみつめてやさしくほほ笑んだ・・
ベッドで彼にキスをされてから今までどれくらい時間がたったのだろう・・・
ぼんやりとする私の顔をずっとみつめるジュノにほほ笑みを返す余裕はまだ私にはなかった。
ただ、この人とつきあうということが私の心の傷だけではなく、最初からこんなふうに乾いた私の体をやさしく満たしてくれたことに感謝していた。
今日初めて彼と体を合わせた。
私の不安を感じ取って彼は優しく、けして急がずに私を待ってくれた。
そして私の体が彼を受け入れたいと反応するのを確認し、私に今まで感じたことのない充足感を与えてくれたのだった。
私は二人の記念すべき初めての夜に気まずい思いをすることもなく、彼の優しさに包まれながら絶頂を感じることができたのだ。

ONE LOVE→こちらから~
Commented by cheerfully at 2006-02-22 23:50 x
なんかイイカンジのエロだからイイわ~☆(o^^o) ☆
するコトを無理にしないジュノの優しさがユリのあのイヤな出来事を
忘れさせるって...うんうん。そういうコトせえへんヤツが
多いらしいわ~(うちにはよう分からんけど~笑)
Commented by juno0712 at 2006-02-22 23:53
ちあふり~ありがとう!いいのよ。非公開コメントで。あるいはロムでいいのよ~ちあふり~には刺激が強すぎる?と思ったけどおばさん、UPさせちゃいましたから!(うちにはよう分からんけど)って爆笑!!
Commented by cheerfully at 2006-02-23 00:01 x
コメントする時は、ちゃんとコメントするよ~♪
非公開とかロムとかしたコトがあれへんし~笑☆
刺激...確かに強いよ~笑♪。でも、好奇心旺盛なヤツってコトで~笑
>(うちにはよう分からんけど)...そんなにウケるネタかな??笑。
Commented by juno0712 at 2006-02-25 02:46
ちあふり~~マメに読んでくれて感謝だよ~~~
うちにはようわからんけど、一生懸命読んでくれて・・・
さんきゅ~でした!
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by juno0712 | 2006-02-22 23:10 | 創作・シンプルな情熱 | Comments(4)